スポットライトを浴びている芸能人ですが、私たちと同じように家族との日常があります。その中でも家族の中に障害者ががいることを公表していたり、噂がある芸能人に迫りたいと思います。
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木村拓哉・工藤静香夫妻
元SMAPとして活躍されていた木村拓哉さんは、２０００年１２月５日に歌手の工藤静香さんと結婚し、二人の娘さんが誕生しています。娘の一人は、現在モデルとして活躍されているCocomiさんと、Kokiさん（本名 みつき）です。有名なタレントと歌手の娘としてモデルデビューを果たしたお二人ですが、実は次女のKokiさんにダウン症の噂があったようです。何故かというと、長女のCocomiさんの顔画像は幼少期からネットに流出していましたが、Kokiさんの顔画像は、全く出まわっていなかったからです。そのため、「ダウン症で次女の顔は出せないのでは？」と思われていたようです。さらにダウン症らしきお子さんの顔画像が、「キムタクの次女の顔画像」として出回っていたという、酷い状況もありました。今のKokiさんを見たらわかりますが、完全に別人です。悪意を持って、根も葉もない噂を流す人がいたのでしょう。噂が囁かれた理由の二つ目は、岐阜の病院で目撃情報がありました。これは２０１０年頃目撃談から噂に尾ひれがついていました。静岡県の自閉症やダウン症の専門医がいる子ども病院に、木村拓哉さんと工藤静香さん夫妻が訪れていたという目撃談が出たのです。通院のため静岡県に別荘を買った、という噂が流れました。どうもどれも根拠はなかったようで、出どころも不明でした。しかし、２０１０年公開の映画「SPACE BATTLESHIP ヤマト」で、木村拓哉さんが、岐阜にロケに来ていたことが原因と分かりました。一応、噂と同時期に病院に入院していた人が、看護師に真相を尋ねたそうですが、噂を否定していたそうです。静岡には「静岡県立こども病院」という、ダウン症で世界的にも有名な先生がいる病院があります。同病院に木村夫妻の娘さんは通っていたとされているようです。さらに娘を病院に通わせるために、別荘まで購入したと噂されていました。そのため、娘のダウン症説が加速したのでした。しかし、この噂も工藤静香さん一家が、趣味のサーフィンで静岡をよく訪れていたことから、無理やりこじつけたものだったようです。さらに、２０２１年９月１６日の「VS魂」に、木村拓哉さんが出演した際に静岡の別荘の存在は否定されました。遠州浜や御前崎海岸で、目撃情報が上がっていたため、サーフィンで静岡を訪れてたことは事実のようですが、ダウン症で入院や、別荘についてはデマだったようです。
五十嵐めぐみさん
１９７０年代、数々のテレビドラマに出演されていた五十嵐めぐみさん、３年B組金八先生の生徒（弥生）の母親役や、「渡る世間は鬼ばかり」などを演じており、味のある熟年女性の役を数多くこなされておられます。１９８３年にカメラマンと結婚、二人の男の子に恵まれます。しかし、結婚からわずか５年で夫はがんで他界されます。この長男に障害がありダウン症候群の可能性があったようです。うまく発音できない、ろうそくの火を吹き消せないなど、おかしいと思った五十嵐さんが病院に連れて行ったところ、口蓋裂が見つかりました。その後小学校に上がるときに学習障害（LD）を指摘されます。ダウン症候群ではないようですが、長男の養育に必死になってしまったあまりに、次男が反発してしまうなど、苦労されたようです。
奥山佳恵さん
明るく健康的なキャラクターで、１９９０年代のテレビドラマや、バラエティ番組の人気者だった奥山さん。２００１年に結婚し、２００２年に長男を出産。２０１１年に次男を出産しておられます。この次男がダウン症候群であることを、２０１３年３月１１日の地震のブログで公表しています。誕生した時小柄で、なかなか黄疸が取れず、生後２日で次男だけが入院することになってしまいました。奥山さんは、毎日母乳を届けるために、病院に通ったそうです。それでもなかなか体重が増えず、検査の結果、「心室中隔欠損症」であることがわかります。生後１カ月で染色体の検査をした結果、ダウン症候群であることがわかったそうです。生後８か月の間に５回入院、３回もの心臓の大手術を乗り越えて、すくすくと育ったようです。
菊池桃子さん
１９８３年にスカウトされて芸能界入りした菊池桃子さん。清純派アイドルとして１９８０年代から１９９０年代にご活躍されました。第２６回日本レコード大賞新人賞、日本レコードセールス大賞、（現在のオリコン）女性新人賞を受賞、プロマイドの年間売上も１位を記録するなど、まさに国民的アイドルでした。１９９５年にプロゴルファーの西川哲さんと結婚されます。１９９６年に長男を出産、２００１年に長女を出産されています。このお子さんには障害があり、ダウン症候群ではと？という噂がありました。２０１５年１２月１６日に放送されたテレビ番組「ノンストップ」で、長女に障害があると公表されています。生後７か月の時に左の手足に障害があり、脳梗塞を起こしていたことがわかったそうです。新生児脳梗塞は４０００人に１人ほどで見られるそうです。けいれんや、生後４～５か月くらいの時に、左右の手足の動きの違いなどで、初めてわかることが多いそうです。ダウン症候群ではないようですが、この障害のために、合う学校を見つけるのが大変だったそうです。
石田純一・東尾理子夫妻
元プロゴルファーとして活躍されていた東尾理子さんは、２００９年１２月１２日に、俳優の石田純一さんと結婚しています。東尾理子さんは妊娠中にダウン症の可能性を言われていたそうです。東尾理子さんは第１子妊娠中に検査を受けたところ、「ダウン症の可能性がある」と医師から告げられたと公表されています。結局のところはダウン症ではなかったそうですが、この「ダウン症」という言葉だけが独り歩きし、東尾理子さんの子供はダウン症？という噂が出たのだと考えられます。
陣内孝則さん
もともと、バンド「ザ・ロッカーズ」で、ロック歌手としてデビューした陣内孝則さん。１９８７年に、資生堂キャンペーンアイドルグループのシャワーの元メンバーでモデルの秋山絵梨子さんと結婚し、２人の息子がいます。陣内孝則さんの長男である、陣内太郎さんは、調べたところフジテレビのディレクターのようです。そして次男ですが、長男の陣内太郎さんの情報はいくつかあるものの、次男の情報はほとんどありませんでした。噂では、次男の名前は、映人（えいと）さんという噂があります。ただこれもはっきりした情報ではありません。また、生年月日についての情報は見つかりませんでした。そうなると決まって出てくる噂が、自閉症・ダウン症ではないかというものです。これも単なる噂で、根拠は無いようです。その一方で現在大学に通っている、一般企業に就職し働いているなど、情報が錯綜しているようです。いずれも裏付けのない情報です。
高嶋ちさ子さん
バイオリニストの高嶋ちさ子さんは、現在はタレントとしても大活躍されています。高嶋ちさ子さんはお子さんの話をされることも多いですが、高齢出産だったということもあって、子供はダウン症ではないか、と噂されているようです。ただ調べていくと、ダウン症なのはお子さんではなく、実のお姉さんとのことです。身内にダウン症がいることから子供もダウン症なのでは、と憶測が広がっていると思われます。しかし、高嶋ちさ子さんは子供の頃から、ダウン症のお姉さんがいることを隠そうとせずに、自分の友達の中にお姉さんも入れて、一緒に遊んでいたそうです。
松野明美さん
１９８８年ソウルオリンピック女子１０００ｍ日本代表であり、タレント活動をされている松野明美さん。２０１０年から熊本県議会議員も務めています。明るくにぎやかなキャラクターで、幅広く人気があります。松野明美さんは２００１年に結婚されています。２００８年１０月１５日に放送された「復活の日」という番組の中で、次男がダウン症であることを公表されています。松野明美さんはダウン症の次男を心から愛していましたが、通常の育児よりもはるかに大変なダウン症という病気は、なかなか受け入れられなかったそうです。心臓病も併発し手術もしたそうです。ダウン症候群の主な合併症の一つに心臓病があります。そんな次男も、スイミングを始めたり、いろいろと頑張っているようです。松野明美さんは、それまでは何事も一番にならないと意味がないという考え方だったそうですが、障害児専門のデイサービスに通い、日々少しづつでも成長するダウン症の次男を見ていくうちに、「自分のペースで歩む大切さ」に気づかされたそうです。
船越英一郎さん
テレビドラマ名で活躍されている船越英一郎さん。優しい印象が強い船越英一郎さんですが、その優しい印象とは裏腹に、元妻の松居一代さんには、「財産目当て」、「不倫している」など、事実か一切不明な情報が、暴露されています。２０１７年に、無事に離婚が成立し、船越英一郎さんは、新たな人生を歩むことになりました。船越英一郎さんと松居一代さんの間には、子供は一人もいませんでした。しかし、船越英一郎さんには、ダウン症の子供がいると勘違いされることがあるようです。実は船越英一郎さんは、ノンフィクションドラマ「たったひとつのたからもの」に出演しており、松田聖子さんとともにダウン症の子供を持つ夫婦を演じています。そのため、ダウン症の子供の噂が流れたと考えられます。
今井絵理子さん
元SPEEDで、現在は参議院議員として活躍されている今井絵理子さんは、２００４年に、ロックバンド・１７５Rのボーカル、SHOGOさんと結婚しました。２人の間には息子が産まれているのですが、その息子がダウン症なのでは、という噂がありました。しかし、今井絵理子さんが２１歳で出産した長男は、ダウン症ではなく「高度感音性難聴」という、生まれながら耳の聞こえない障害をもっていたそうです。。２０１５年１２月２４日放送のTBS系「白熱ライブビビット」では、今井絵理子さんとその息子の礼夢（ライム）との生活に密着したVTRが放送されました。息子の障害を知った当初は、「どうして音楽をやっている２人の間に、耳の聞こえない子が」とショックを受け、目の前が真っ黒になったという今井絵理子さん、「涙ってこんなに出るんだ」というほど、一日中、泣き続けていたと言います。「初めて神様を憎みました。私達の声を、歌を聞かせたかった。」とその時の思いを振り返っていました。しかし、「この子に映る世界が、明るくて楽しいものにしたい。」という気持ちから、もう泣くのはやめようと誓ったそうです。現在では「耳が聞こえないのも１つの個性」という考えに至り、礼夢（ライム）君には、「堂々とみんなの前で手話で喋って欲しい」との思いを明かしています。
野田聖子さん
総務大臣（第２０・２１代）、女性活躍担当大臣、内閣府特命担当大臣などを経験されてきた、政治家の野田聖子さん。２００５年の小泉純一郎首相が掲げた、「郵政民営化」当時の郵政大臣であったことから、一躍有名になりました。２００３年に不妊治療をしていると公表され、大きな話題になりました。２００１年に鶴保庸介参議院議員と事実婚であることを発表されています。事実婚ですが、帝国ホテルで結婚式を挙げています。４０歳から始めた不妊治療は、体外受精１４回にも及ぶものでした。自分の卵子を凍結保存していたそうですが、２０１０年にアメリカで卵子提供を受け、２０１１年に５０歳で出産しています。この時子宮を摘出されています。卵子提供に５００万円、体外受精を含む不妊治療に数百万円、と言われています。このお子さんは障害があり、ダウン症候群もあると言われていました。妊娠中に臍帯ヘルニアや、肝臓と心臓の異常が指摘されていて、産まれてからは食道閉鎖症もあり、生後１１か月の間で７回もの手術を行ったとのことです。心臓の手術の後には呼吸が止まり、気管切開と人工呼吸器を装着、脳梗塞もあったため、右半身の麻痺があるようです。
市川海老蔵さん
歌舞伎界のスター、１１代目市川海老蔵さんは、歌舞伎役者だけではなく、テレビや映画にも出演す入るなど、幅広く活躍されています。そんな市川海老蔵さんは、２０１０年に、フリーキャスターの小林麻央さんと結婚されて大きな話題になりました。小林麻央さんとの間にはこどもが２人誕生していますが、ダウン症の噂があります。本当なのでしょうか。長女の麗禾ちゃんは３歳くらいまで、ブログにアップしている写真を顔がわからないように加工がされていました。これには何か理由があるのでは？とブログを見た人から思われて、ネット上では「顔を見せられない事情がある」と推測されて顔を見ればわかる「ダウン症」ではないかと噂されるようになりました。しかし、この噂は全くのでたらめであることが、のちに公の場に、麗禾ちゃんが登場したことでわかりました。また、麗禾ちゃんの顔が伏せられていたことに関しては、芸能関係の道に進むのか、定まっていなかったためと言われています。また、２０１４年に、熊本の八千代座で行われた歌舞伎では、麗禾ちゃんが初めてお目見えしていました。ここまでくれば、ダウン症ではないことは明らかでしょう。ところが今度は長男の勧玄くんにも、ダウン症ではという噂がありました。おそらく顔が、ダウン症の子供たちの特徴と似ているところがあるとされていたからだと思いますが、これも明らかにデマでした。勧玄くんは、将来「市川海老蔵」の名を継ぐことが決まっています。そのため、よく公の場にも登場しています。顔の特徴を見ても、ダウン症ではないでしょうし、市川海老蔵さんも、そのようなことは全く公表されていません。２人に関してダウン症では、との噂がありましたが、全くのでたらめのようです。
風見しんごさん
「欽ちゃんの週刊金曜日」のオーディションに合格して、芸能界デビュー。「僕笑っちゃいます」など、１９８０年代のテレビ番組で大人気だった、風見しんごさん。１９９４年に元ミス日本荒井晶子さんと結婚されています。１９９６年には長女が、２００３年には次女が生まれています。この長女のえみるさんは、２００７年１月１７日に、交通事故で亡くなっています。その１年後２００８年に、男の子を授かります。妊娠５カ月の時に、胎児の染色体に異常があることが発覚してダウン症候群であると診断されました。風見しんごさん夫妻はこの男の子に「こころ」と名付けて、生まれてくるのを楽しみにしていたそうです。しかし、妊娠８カ月の時に、赤ちゃんのお腹に、腹水がたまっていることがわかり、その２日後に、心臓が止まっていることがわかりました。ダウン症候群の赤ちゃんは、おなかの中で育つことができない場合も多いようです。
