Miri、ミリは、サラワク州の北部にあり、ブルネイにも近い地域に位置しています。以下は、ミリに関するいくつかの情報です。
経済: ミリはサラワク州内では、石油と天然ガス産業で栄えてきたが盛んです。ミリ周辺の沖合には多くの石油プラットフォームが存在し、この地域はマレーシア全体でのエネルギー生産に重要な寄与をしています。
観光: ミリは観光地としても知られており、美しいビーチや海岸線、自然の景観が訪れる観光客を魅了しています。また、ミリ周辺には国立公園や野生動物保護区など、自然愛好家やアウトドア活動が楽しめる場所も多く存在します。
文化: サラワク州は多様な民族グループが共存しており、ミリもその例外ではありません。中国系、マレー系、イバン（Iban）といった民族がミリに住んでおり、多彩な文化や料理が楽しめます。
交通: ミリにはミリ空港があり、国内外からのフライトが運航されています。また、陸路においても、サラワク州内での交通ハブとして位置しており、他の都市へのアクセスが比較的容易です。
ランビルヒルズ国立公園: ミリから車で約30分のところに位置する国立公園。ここでは日本の熱帯林研究がおこなわれています。京都大学の井上民二教授の不幸な事故もありましたが、80mのクレーンや、高木の林冠を結ぶウォークウェイで生態学を始め熱帯雨林の研究が行われています。
一般的な情報は以上のようになると思います。個人的な印象は、隣国ブルネイで働いている外国人、特に原油・天然ガス産出関連の技術者、にとってミリは、週末にお酒を楽しむ町となっているようです。ブルネイは、マレーシアと同じくイスラム教を国教としていますが、マレーシアより厳しい戒律で国内では外国人でも自分で持ち込んだ酒しか飲めないようです。そこで、週末になるとお酒の買い出しと酒場を楽しむためにミリに来ます。
サバ州コタキナバルは、長期滞在型のリゾート地ですが、ミリは週末を楽しむリゾート地になっていると思います。リゾートホテルやゴルフ場など気楽に週末を楽しむところは多いと思います。一度遊びに行ってみてはいかがでしょうか。
