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冨士眞奈美の破天荒すぎる「令嬢」人生!NHK1号女優から毒舌俳人まで、その華麗なる私生活と伝説

はじめに

昭和、平成、そして令和。時代が移り変わっても、常に唯一無二の存在感を放ち続けているのが女優・冨士眞奈美さんです。

NHK専属女優第1号というエリート街道を歩み始めながら、いつの間にか「日本一のいびり役」としてお茶の間を震撼させ、私生活では文豪やスターたちと浮名を流す。今回は、知性と狂気が同居する「破天荒な令嬢」冨士眞奈美さんの、波乱万丈すぎる生涯と、今なお衰えない魅力に迫ります。


1. 静岡の令嬢、オペラを歌って「NHK第1号」へ

1938年、静岡県三島市に生まれた冨士眞奈美さん。彼女の芸能界入りは、まさに「破天荒」の幕開けにふさわしいものでした。

高校卒業後、地元のバス会社で事務員をしていた彼女を動かしたのは、姉の勧めでした。劇団民藝のオーディションに応募した際、惜しくも主役の座は逃したものの、審査員の目を引いたのはその「度胸」です。

続くNHKのオーディション。特技欄に「オペラ」と書いた彼女は、審査員の前でイタリア・オペラのアリアを朗々とアカペラで披露しました。清楚な見た目からは想像もつかない大胆な行動に、周囲は呆気にとられましたが、一人の審査員が「この子は面白い!」と断行。こうして、1957年に**「NHK専属女優第1号」**という輝かしい称号と共に、彼女のキャリアはスタートしたのです。


2. 清純派から「悪女」へ:『細うで繁盛記』の衝撃

デビュー当時の冨士さんは、馬淵晴子さん、小林千登勢さんと共に「NHK三人娘」と呼ばれ、絵に描いたような清純派スターでした。しかし、彼女の本質は「枠に収まること」を拒んでいました。

その才能が爆発したのが、1970年のドラマ『細うで繁盛記』です。 彼女が演じたのは、主人公を執拗にいびり抜く小姑・正子。 **「銭の花はどこに咲く……」**というナレーションと共に、顔を歪めて嫌がらせを仕掛ける彼女の姿は、あまりの迫真さに視聴者から「本物の悪女だ」と苦情が殺到するほど。

しかし、当の本人は「悪役の方が演じていて楽しい」とケロリ。清純派という看板を自ら叩き割り、演技派としての地位を不動のものにしたのです。


3. 破天荒な結婚生活と「岩崎リズ」の誕生

プライベートもまた、普通の「令嬢」とは一線を画していました。 1974年、人気脚本家の林秀彦さんと結婚。この時、絶頂期にありながら一度は芸能界を引退し、文筆業に専念します。しかし、この結婚生活もまた一筋縄ではいきませんでした。

林さんは非常に個性的な人物で、私生活でも浮世離れしたエピソードが絶えませんでした。冨士さんは後年、「元旦那は、私の親友の加賀まりこさんに恋をしていたのよ」とテレビで笑いながら暴露しています。

1976年には一人娘の岩崎リズさんが誕生。ちなみに「岩崎」という名字は、父・林秀彦さんの本名です。結局、結婚生活は10年でピリオドを打ちますが、冨士さんはこれを機に女優復帰。離婚すらも、彼女にとっては「自分らしく生きるための通過点」に過ぎませんでした。


4. 文豪たちを虜にした知性と、麻雀狂いの日常

冨士眞奈美さんを語る上で欠かせないのが、その圧倒的な教養です。 彼女は女優であると同時に、俳人・**「衾去(きんきょ)」**としての顔を持ちます。俳壇賞の選考委員を務めるなど、その実力はプロも認めるレベル。

また、若い頃には三島由紀夫からその感性を称賛され、大山のぶ代さんとはアパートで同居し、一緒にタバコを覚えたというエピソードもあります。まさに昭和の文化人サロンの中心にいた存在です。

一方で、私生活は驚くほどギャンブラー。 「一日一雀」をモットーとし、撮影の合間にも雀荘へ。時には娘のリズさんに「学校へ行っている間に代打ち(代わりに打つこと)をして」と頼んだという、信じがたい伝説も残っています。


5. 現在:娘・リズさんとの「毒舌」な二人暮らし

2026年現在も、冨士さんは娘のリズさんと共に元気にメディアへ出演されています。 現在の彼女は「老い」すらもエンターテインメントに変えてしまいます。

  • 免許返納エピソード: 70代で返納した際も、「カマロを転がしていた私が、今はリズの助手席よ」とユーモアを忘れません。
  • アナログな生活: スマホは持たず、親友の吉行和子さんとは、玄関に差し入れを置いて電話で報告するという「古風」な交流を続けています。

リズさんは、そんな奔放な母を「猛獣」と呼びつつも、深い愛情でサポートしています。母娘で交わされる毒舌混じりの掛け合いは、多くの女性視聴者から「あんな風に明るく老いたい」と支持を集めています。


まとめ:冨士眞奈美という「生き方」

冨士眞奈美さんの魅力は、一言で言えば**「品の良い無頼」**です。 令嬢としての知性を持ちながら、世間の常識や「こうあるべき」という固定観念を、笑いながら踏み越えていく。

彼女の生き方を見ていると、人生を面白くするのは「完璧さ」ではなく、どれだけ「自分自身を楽しめたか」なのだと感じさせられます。

これからも、その毒舌と知性で、私たちを驚かせ続けてほしいものです。


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