氷川きよし ー 事務所退所で、Kiinaとして新たな曲にチャレンジ?平井堅さんとの結婚の真相は?

 2022年12月31日で活動を休止された、日本レコード大賞など受賞している大物歌手の氷川きよしさん。所属事務所より独立して、2024年8月に行うコンサートを皮切りに活動を再開するとの情報が入りました。「最大の障壁」が消滅したからだと言われています。そんな氷川きよしさんの状況を調べてみました。

 2024年GW前に氷川きよしさんは再始動されました。所属していた長良プロダクションを2024年3月31日で退所し、新会社「KIIZNA」を設立したことを発表されました。また、2024年8月16日に東京ガーデンシアターで開幕する25周年記念コンサートツアー(3か所5公演)でステージに復帰するとも発表されました。さらに、2024年10月から全国4都市で25周年記念劇場コンサートツアーを開催することを2024年5月に発表しました。
 所属事務所は氷川きよしさんの独立を阻止するためなのか、新芸名にすると思われていた「KIINA」と「Kiina」で2023年5月に商標登録を出願していました。ところが、長く認められなくて、おそらく、このまま認められない目途が立ち、支障がなくなったので氷川きよしさんも再始動したのではないかと見られています。
 特許庁のデータベースによると「氷川きよし」にかんしては2013年8月に登録され、2024年2月に更新されています。一方、「KIINA」と「Kiina」に関しては、2024年3月1日付で同事務所あてに拒絶理由通知書が送付されているのです。
 これはどういうことなのでしょうか。これは、「登録できないのはこういう理由」という通知書で、通常約2カ月の間にそれに対する反論書面を提出して認められれば登録となります。しかしながら、芸名を巡る芸能事務所からの独立トラブルなどの場合は相応の理由がなければ登録できません。反論は非常に難しいとのことです。すでに「音楽関係者やプロデューサーなどには復帰の青写真を伝えていて、新曲の準備もしている」という噂もあります。2024年8月のステージ復帰前に、正式な改名発表があるのかもしれません。

 さて、「演歌界のプリンス」氷川きよしさんが2024年4月27日デビュー以来24年間所属した事務所を退所し、新事務所を設立したことを発表しました。
 氷川きよしさんは、同社のホームページで「右も左もわからないデビュー当時からお仕事のチャンスや、ご指導を頂き、支えて頂いた、株式会社長良プロダクションの皆様には感謝の念に堪えません」と綴りました。
 同社も「新たな挑戦を成功させることを願っております」とコメントし、双方が円満退所を強調したのですが、氷川きよしさんには多額の「独立金」を払ってでも再出発したいという強い思いがあったのだとされています。

 氷川きよしさんが前所属事務所「長良プロダクション」の援助を受けて地上2階・地下2階建ての瀟洒な御殿を立てたのは約10年前のことです。当時氷川きよしさんが取得した土地には3億4496万円の抵当権が設定されていました。延べ床面積は約600㎡。著名な建築家が設計を手掛け、地下に最新の音響装置を備えたスタジオもある大豪邸です。
 登記簿上の元の債権者は前事務所で、同社が氷川きよしさんに大金を貸したことがわかります。その理由は、長年にわたる功績と同社への貢献をねぎらっての事でした。
 2012年に不慮の事故で亡くなった先代会長の長良じゅん氏の強い意向があったととも言われています。

 2022年1月に「自分を見つめなおし、リフレッシュする時間をつくりたい」とコメントした氷川つよしさんは、2023年から無期限の活動休止に入ったのですが、その後も前事務所のバックアップは続いていました。当初、休業はあくまでも音楽活動の休止のみで、他の活動については長良プロがサポートを続けていくということでした。
 ところがその後、氷川きよしさんが表舞台に出てくることはなく、復帰の時期も未定のままでした。
 一方では早い段階から独立の意思は固まっていたようで、氷川きよしさんは個人事務所「KIZNA(キズナ)」の設立に向けた準備を進めつつ、弁護士を立てたうえで前事務所と話し合いを続けていました。
 ネックとなったのは自宅に設定された抵当権でした。前事務所に借りた形の3億円超を返済することが退所条件の一つだったとみられていますが、仕事を休んでいる氷川きよしさんにとっては簡単に用意できる額ではなかったと言います。
 一時は自宅を売却するという噂も流れましたが、最悪の事態は逃れたようです。最終的に抵当権が抹消されたのは退所2日前の3月29日。書類上はほぼ同額を銀行に借り換えたことになっているうえ、ファンクラブの移行がまだ済んでいないことからも最後まで目まぐるしいやり取りが続いていたことが窺えます。

 さて、皆さんの中には氷川きよしさんと平井堅さんの交際情報を耳にした人も多いのではないでしょうか。海外で同棲という噂もありましたし、結婚を見据えているという話もありました。ということでここからは氷川きよしさんの恋愛事情についてみていきたいと思います。そもそも、氷川きよしさんと平井堅さんの話はどこから湧いたのでしょうか。そのあたりから探ってみました。
 いろいろな情報を見ていると、2006年に台湾の新聞社が「平井堅と氷川きよしは恋人?!」という見出しで記事を掲載したのが事の発端のようです。平井堅さんはそれ以前から台湾を含め香港、中国などアジア各国での活動も多く、有名人となっていました。そこで台湾の新聞がスクープ記事に取り上げたようです。氷川きよしさんも日本の有名なシンガーとのことでその辺りでの認知度はあったのでしょう。
 二人は「仲良く手を繋いでのデート」をしている目撃証言が多数あったようですが、証拠写真は見当たりません。但し、平井堅さんは2004年に同性の友人と夜道を歩くツーショットがスクープされるなど、この辺りからゲイ疑惑は確立していたようです。また、以前に氷川きよしさんと平井堅さんが同じマンションの住民だったことから、少なくとも同じシンガーのプライベートな交流があった可能性はありそうです。
 二人ともゲイ疑惑芸能人で名前が挙がることがあったのは、女性との交際をスクープされることが無かったことの裏返しのような感じもします。

 氷川きよしさんも2010年に俳優の松村雄基さんとの交際をスクープされたことがあります。その時は夜道を歩くツーショットや、楽しげに飲んでいる姿の写真を撮られていました。これも女性との交際情報が出てくることがないから、「じゃあ、ゲイなのでは?」と勘繰られた感じもします。
 確かに、松村雄基さんはちょっと氷川きよしさんと同じく中性的な印象があります。
 平井堅さんはゲイ疑惑を完全否定している反面、氷川きよしさんは特に何もコメントしていません。

 氷川きよしさんは2019年の年末の雑誌インタビューで「もっと表現の幅を広げたいという気持ちで本来の自分を見せていこうと思った。」と語っています。それはつまり、これまでの「氷川きよし」としてのブランディングは本来の自分じゃない、という意味です。
 2019年のデビュー20周年の会見でも「和製レディ・ガガ」を目指すと言っていました。それは演歌を歌う、マダムのアイドルからの脱却を意味するものと思われます。
 「なりたい自分になることで自分の人生をますます自分らしく、自分に素直に生きる」とKiinaと自ら名乗り始め、「氷川きよし」からの卒業をアピールしました。この当時、直撃取材に応じた氷川きよしさんは「男らしく生きて欲しいって言われると自殺したくなっちゃうからつらくて」とも語りました。つまり、本来の氷川きよしさんは「男らしい男」とはかけ離れていたということなのです。その後、氷川きよしさんは2023年1月から活動停止していました。そしてブランディング再構築をKiinaとしてInstagramでも積極的に発信、「これが本来の自分の姿」とアピールしていました。
 ヒールこそ履きませんが、お化粧やロングヘアー、ネイルをして美脚を露わにした姿をたくさん披露しています。その姿は清潔感もあり、素直に綺麗なものは良いと思わせてくれます。そして満を持して2024年4月27日、24年の長きに渡って所属した事務所・長良プロダクションが同年3月31日付にて氷川きよしさんが退社・独立したことを発表しました。


 前述のとおり、氷川きよしさんの新会社名は「KIZNA」で新しい名前KiinaにZを挿入しました。理由は、どの時代にも変わらず大切なものは「絆」だし、「Zはアルファベットの最期の文字、私の人生の在後まで音楽を届けていきたい」と新会社のホームページで語っています。これは全て、これまでの氷川きよしさんから段階を経て新生Kiinaに自分の人生を移行し、生まれ変わって自分らしい人生を始めるための布石だったのかもしれません。その先に結婚があってもおかしくはないでしょう。かつて、氷川きよしさんと平井堅さんの話題には、海外で同棲、というものもありました。平井堅さんはともかく、氷川きよしさんはそれなりに雑誌やWebニュースで近況情報が出ていましたから、それはちょっと可能性が低いのではないかと思われますが如何でしょうか。二人はともに日本では有名人ですが、海外では知る人もいない国やエリアがあるでしょうし、そこではもっと自由に出来るのでは?という憶測から海外で同棲、という話題が出たのかもしれません。

 氷川きよしさんは2023年の雑誌インタビューで海外志向と書かれていました。別のCM発表の時も「自分の表現の幅を広げたいと思っています。外国が好きだし外国でいろいろなことにチャレンジしてみたい。」とコメントしていました。つまり、今後海外にも活躍の場を広げたい、と思っているコメントが「海外で平井堅と暮らすのではないか?」という憶測に結び付いた可能性もあります。そう思わせる原因の一つが、2人の活動休止期間が被っていたことです。氷川きよしさんが活動停止し始めた2023年1月当たりから平井堅さんもメディアに露出が無くなり休止状態でした。平井堅さんは2021年にアルバムを発表した後、ライブも開催しておらず、2023年11月にホームページが更新されたのが最後となったままです。この件について所属事務所は「元々デビュー25周年の全国ツアーなどを終えたらマイペースな活動方針に切り替えようと考えていた矢先にコロナ禍になったので情勢を見ながらの活動でマイペースながら楽曲制作などをしています。」とコメントしています。
 また氷川きよしさんは、地元福岡で暮らすご両親の体調が思わしくなく、活動停止後は度々帰省していた模様です。本来の自分を出していくことへの一番の理解者は母親だったとのことなので自由に時間が取れるようになったらそれは少しでも近くで見守りたくなるのは当然でしょう。

 ところで、氷川きよしさんは、高校卒業後に福岡県から上京し、22歳の時に「箱根八里の半次郎」という曲でデビューしました。新人としては異例の売上100万枚を突破し、大きな成功からスタートされています。熱狂的なファンがCDだけでなく、コンサート等にも足を運ぶ、グッズも完売など年収に多大な影響を与えています。
 氷川きよしさんは沢山の収入源を持っておられます。考えられる主な収入源は、歌唱印税があります。歌唱印税はアーティスト印税とも呼ばれていて、CDや音楽ダウンロード販売の数量に応じて支払われる収入のことです。歌手が受け取れる金額は1~3%程度と言われています。2024年1月時点での総売上枚数が400万枚を超えています。氷川きよしさんのCDは単体で3000円~、アルバムは5000~20000円とボリュームや特典によって値段の幅があります。平均して1枚当たり5000円として計算してみると、その1%は50円(5000円 x 1% = 50円)になります。それが400万枚売れているので、50円 x 400万枚 = 2億円 となります。
 また、カラオケ印税もあります。人気アニメの主題歌にもなった「限界突破xサバイバー」などがカラオケランキングTOP150内に入っていたりします。その他にも人気曲を含め仮に年間100万回氷川きよしさんの曲がカラオケで歌われた場合、2円 x 100万回 = 200万円のカラオケ印税となります。思ったよりも少ないですが、何もせず勝手に年間200万円入ってきます。
 氷川きよしさんは、あまり作詞作曲をしていないので、他アーティストに提供されている曲があるとはいえあまり大した収入ではないとみられます。
 様々な収入で2020年には約10億円を超えたのではないか言われています。自身初のオールタイムベストアルバム「氷川きよしオールタイムベスト」を発売し、これもオリコンチャート1位に輝いています。紅白の常連歌手、根強いファンにより圧倒的大スター、もはや大御所と言っても良いような立ち位置の歌手となり、年収も10億円を超えてきたと予想されています。
 これだけ稼いでいる氷川きよしさんは、何時、どのようにお金を使っているのでしょうか。お料理を作ることが好きなようで、質素で健康的な感じの料理で節約家のイメージもありますが、高級ハイブランドや旅行なども大好きだそうなので、バランスよく使うところに使われているといった感じでしょうか。また、随分見た目が変わられたので美容などにもお金をかけていることでしょう。

 如何だったでしょうか。新事務所で、今後は演歌だけでなく、「歌手」として様々な歌にチャレンジしていくようなので、従来からの復帰を心待ちにされているファンのみならず、新たなファンも開拓できそうで、非常に楽しみです。

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