透明感あふれるルックスと、見る者の心を揺さぶる演技力。「癒やし系」という第一印象を良い意味で裏切る、芯の強さとカメレオンのような変幻自在な表現力を持つ女優、白石聖(しらいし せい)さん。
ドラマ『新空港占拠』でのクールな分析官役や、伝説的漫画の実写化『I”s』でのヒロイン役など、話題作への出演が絶えない彼女ですが、2026年のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』への出演も決定し、今まさに「国民的女優」への階段を駆け上がろうとしています。
今回は、そんな白石聖さんの芸能界入りのキッカケから、女優としての転機、そして彼女を支える温かいご家族とのエピソードまで、その魅力を余すところなくご紹介します。
Contents
偶然か運命か? 原宿・竹下通りで始まったシンデレラストーリー
白石聖さんの芸能界入りは、まさに「王道」とも言えるスカウトがキッカケでした。
高校2年生の夏休み、彼女は原宿の竹下通りを訪れていました。そこで現在の事務所のスカウトマンに声をかけられたのです。 実は、彼女はもともと「声優」を目指しており、女優という職業を強く志望していたわけではありませんでした。また、極度の人見知りだったこともあり、当初は芸能活動に対して迷いもあったといいます。
しかし、その「透明感」と「独特の存在感」は、当時から輝きを放っていました。迷いながらも一歩を踏み出した彼女は、その後、短期間で頭角を現していくことになります。 もしあの夏、竹下通りに行っていなければ、今の女優・白石聖は誕生していなかったかもしれません。まさに運命的な出会いだったのです。
「美少女」から「怪演」まで。女優としての覚醒と出世作
デビュー後、白石さんの名前を一躍全国区にしたのは、やはり『ゼクシィ』12代目CMガール(2019年)への抜擢でしょう。 広瀬すずさんや吉岡里帆さんらを輩出した「若手女優の登竜門」として知られるこのCMで、彼女のウェディングドレス姿が披露されると、その圧倒的な美しさがSNSなどで大きな話題となりました。
しかし、白石聖という女優の真骨頂は、単なる「美少女枠」に留まらないところにあります。
原作ファンも唸らせた『I”s』のヒロイン
約700名が参加したオーディションを勝ち抜き、ヒロイン・葦月伊織役を射止めたドラマ『I”s(アイズ)』。「伝説の美少女」というハードルの高い役柄でしたが、彼女はビジュアルだけでなく、揺れ動く繊細な心情を見事に表現。 「原作から飛び出してきたようだ」と、厳しい目を持つ原作ファンからも絶賛されました。
視聴者を震撼させた『絶対正義』での怪演
彼女の評価を決定づけたのが、ドラマ『絶対正義』です。 美しい容姿の中に狂気を秘めた役柄を演じた際、そのギャップと迫真の演技が「怖すぎる」「演技が凄まじい」と評判に。 その後も、連ドラ初主演となったホラー作品『恐怖新聞』では、恐怖に顔を歪める絶叫演技を披露。清純派のイメージを自ら打ち破り、「どんな役でも自分のものにする」実力派女優としての地位を確立しました。
素顔は「サバサバ系」? 支えとなった家族との温かい絆
スクリーンの中では様々な顔を見せる白石さんですが、素顔は「癒やし系」というよりも「サバサバしていて男前」な性格だと自認しています。アニメ『銀魂』を愛し、ラジオでは軽快なトークを繰り広げるなど、親しみやすいキャラクターも魅力の一つです。
そんな彼女の活動を一番近くで支え続けてきたのが、ご家族の存在です。
母子手帳に刻まれた母の愛
白石さんとお母様は非常に仲が良く、その絆を感じさせるエピソードがあります。 ある時、白石さんが自分の母子手帳を見返していると、そこにはお母様の直筆で、生まれたばかりの娘への想いが綴られていました。
「早く出てこい」というユーモア溢れる言葉や、夜泣きをせず手のかからない赤ちゃんだったことへの感謝。「今日もご機嫌でいい子だったね」という記録。 それを見た白石さんは、自分がどれほど愛されて育ったかを再確認したといいます。
また、精神的にハードな役柄(ホラー作品など)を演じる際、お母様は**「役に入り込みすぎて病まないでね」**と、娘の心を常に気にかけてくれていたそうです。一番の理解者であるお母様の言葉が、彼女の女優としてのメンタルを支えているのでしょう。
祖父母の夢を叶えた「大河ドラマ」
白石さんにとって、家族への最大の親孝行となったのが、2026年放送予定の大河ドラマ『豊臣兄弟!』への出演決定です。
彼女の祖父母は、長年NHKの大河ドラマを楽しみに観てこられたそうです。 出演が決まった際、白石さんは「祖父母がずっと観ていた歴史あるドラマに出られることがすごく感慨深い」と語っています。 自分が活躍する姿を家族に見せることができる。その喜びが、彼女の演技へのモチベーションをさらに高めているに違いありません。
そして「国民的女優」へ。これからの白石聖に期待すること
2024年から2025年にかけ、ドラマ『新空港占拠』や話題の韓国ドラマリメイク『私の夫と結婚して』など、シリアスからエンターテインメントまで幅広い作品で結果を残してきた白石聖さん。
そして迎える2026年、大河ドラマ『豊臣兄弟!』では、主人公・豊臣秀長(仲野太賀さん)の幼なじみであり初恋の人「直(なお)」という重要な役どころを演じます。 戦国という激動の時代に翻弄されながらも強く生きる女性の姿は、これまでの彼女のキャリアの集大成とも言える演技が見られるはずです。
- 圧倒的な「華」のあるビジュアル
- 狂気から清純まで演じ分ける「演技の振り幅」
- 声優志望で培った「声の表現力」
これらすべての武器を兼ね備えた白石聖さんは、間違いなくこれからの日本のドラマ・映画界を背負って立つ存在になるでしょう。
「次はどんな顔を見せてくれるのだろう?」 私たち視聴者にそう思わせてくれる稀有な女優、白石聖。彼女の快進撃は、まだ始まったばかりです。
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