芸能界には、学歴は必要ないと思いますが、中には日本の最高学府である東京大学を卒業した人もいます。
東大に入学してから芸能界に入った人の方が、芸能界に入り勉強しながら東大に入学する人より多い、というよりほぼ全員が入学後に芸能活動を始めたと思います。考えてみれば当たり前で勉強に集中しなければ東大には入学できないでしょうね。
菊川玲
1978年生まれで、浦和市立中尾小学校、桜蔭中学校・高等学校、東京大学工学部建築学科卒業です。
1997年、大学2年生の時に東京・新宿でスカウトされ、1998年(平成10年)にモデルデビューしました。
結婚もされて、モデルから、女優、バラエティ番組、教養番組、ドキュメンタリー番組などにも幅広く活躍されています。
香川照之
1965年12月生まれ、母は浜木綿子(本名は香川阿都子)。父は歌舞伎役者の二代目市川猿翁(本名は喜熨斗政彦)です。両親は1968年に離婚し、母に育てられました。
暁星学園・東京大学に進学し、1988年に東京大学文学部社会心理学科を卒業されています。
俳優から、九代目市川中車を襲名して歌舞伎俳優に進出しました。幼少期から鍛えられる歌舞伎俳優の中では珍しく、大人になってからの歌舞伎俳優への挑戦です。
高田万由子
1971年生まれ、愛育幼稚園、父方の祖母が白百合学園出身だったため、1977年4月白百合学園小学校に入学しました。白百合学園中学校を経て、白百合学園高等学校に進むが、その間スイスのボーディングスクール(ル・ロゼ)に1年間留学されています。白百合では退学しないと留学が認められないので一度退学し、編入試験を受けて白百合の2年生に復学されています。1990年4月、後期試験に合格し東京大学文科三類に入学(インタークラス2組に配属)、1994年3月、東京大学文学部西洋史学科を卒業されています。
東京大学在学中に篠山紀信の『週刊朝日』(1991年7月26日号)「紀信の女子大生シリーズ」表紙モデルに起用されるのをきっかけに、ミノルタの広告に起用されます。1993年12月ビーイング系から黒澤摩璃子、瀬木佑未子とともに『Beaches』の一員として『今すぐ夏へ連れ去って』(B-VAP)でCDデビューされ、フジテレビ系番組「たけし・逸見の平成教育委員会」レギュラー出演でテレビデビューされました。
1999年3月にヴァイオリニストの葉加瀬太郎と結婚され、同年7月に第1子(長女)、2006年8月第2子(長男)を出産されています。
八田亜矢子
1984年、 福岡県生まれです。3歳まで福岡で、1997年3月- 八王子市立長沼小学校卒業されます。1997年4月に桜蔭中学校入学されますが、後に自主退学し公立中学に転校、2003年3月筑波大学附属高等学校卒業です。
2004年1浪して東京大学理科二類に入学、2004年度ミス東大に選ばれます。2005年(平成17年)6月に初のレギュラー番組である「シネマスクランブルTV」に出演しています。
芸能活動をしながら、2009年8月 東京大学大学院医学系研究科に合格、2010年3月東京大学医学部健康科学・看護学科(健康科学コース)卒業後、2010年4月同大学院に進学しました。2013年3月同大学院、医学系研究科(公共健康医学専攻)修了されています。
2013年12月 東大時代に同級生であった、公立大医学生と結婚、2020年6月に 第1子男児を出産されています。
小沢健二
1968年、神奈川県相模原市にてドイツ文学者の父・小澤俊夫と、心理学者の母・小沢牧子の次男として生まれました。私立和光中学校に入学後、系列の和光高等学校には進学せず、神奈川県立多摩高等学校を受験して進学。部活動ではバンドを組んでいました。一年間の浪人生活を経て東京大学文科三類に入学しました。
父はドイツ文学者の小澤俊夫です。父方の親族は、祖父に戦前の民族主義者・小澤開作、伯父に彫刻家の小澤克己、叔父に指揮者の小澤征爾および俳優の小澤幹雄、従弟に俳優の小澤征悦、従妹に作家の小澤征良(どちらも征爾の子)らがいます。
母は心理学者の小沢牧子(旧姓・下河辺)です。母方の親族は、曽祖父に日本鉱業(現:ENEOS)元社長の下河辺建二、祖父に下河辺牧場の創業者である下河辺孫一、叔父に下河辺牧場代表の下河辺俊行、大叔父に下河辺三史、下河辺三史の三男に音楽プロデューサーの下河辺晴三がいます。なお、大叔父の下河辺三史の妻は芦田均の長女なので、小澤家は下河辺家を通じて芦田家と姻戚関係に当たります。