80年代、お茶の間を虜にしたトップアイドル・いとうまい子さん。ドラマ『不良少女と呼ばれて』で見せた衝撃的な姿を覚えている方も多いでしょう。しかし、現在の彼女の肩書きは「俳優」に留まりません。
45歳で大学へ再入学し、現在は博士号を持つ研究者、さらには2025年からは大学教授という顔も持っています。この記事では、いとうまい子さんのアイドル時代の軌跡から、驚きの学問への挑戦、そして気になるプライベートの結婚生活や「子供を持たない選択」まで、そのバイタリティ溢れる半生を徹底解説します。
Contents
1. 80年代の象徴:アイドル「伊藤麻衣子」の誕生と快進撃
いとうまい子(当時は伊藤麻衣子)さんの芸能界入りのきっかけは、1982年に開催された第1回「ミスマガジン」でのグランプリ受賞でした。
歌手デビューと「微熱かナ」
1983年、シングル『微熱かナ』で歌手デビュー。正統派美少女としてのルックスと、透明感のある歌声で瞬く間に人気を集めました。当時は中森明菜さんや小泉今日子さんら「花の82年組」が席巻していましたが、彼女はその翌年組として、清純派アイドルの代表格となりました。
社会現象となった『不良少女と呼ばれて』
彼女のキャリアを決定づけたのが、1984年の大映ドラマ**『不良少女と呼ばれて』**です。 清純なイメージだった彼女が、顔にアザのある非行少女・曽我笙子を演じ、鎖を振り回して大立ち回りを演じる姿は視聴者に強烈なインパクトを与えました。最高視聴率は30%を超え、主題歌「NEVER」と共に社会現象となりました。
2. 45歳からの大逆転:なぜ彼女は「学び直し」を選んだのか
30代に入り、芸名を「いとうまい子」に改名。俳優として安定したキャリアを築いていた彼女が、大きな転機を迎えたのは45歳の時でした。
早稲田大学への入学
「芸能界以外の世界も知りたい」「社会の役に立ちたい」という純粋な好奇心から、2010年に**早稲田大学人間科学部(eスクール)**に入学します。単なるタレントの資格取得ではなく、彼女が選んだのはガチの「予防医学」と「ロボット工学」の道でした。
開発したスクワット支援ロボット「ロコピョン」
修士課程では、高齢者が自宅で正しくスクワットを行い、ロコモティブシンドローム(運動器症候群)を予防するためのロボット**「ロコピョン」**を共同開発。国際会議で論文を発表するなど、その研究成果は専門家からも高く評価されました。
3. プライベートの選択:結婚と「子供のいない」幸せな夫婦のカタチ
いとうまい子さんは、2009年に44歳で結婚されました。お相手は5歳年下の一般男性(会社員)です。
10年の友人期間を経てのゴールイン
お二人の出会いは、共通の趣味である「愛犬の散歩」でした。約10年もの間、良き友人関係が続いていましたが、旦那様からのプロポーズを機に結婚。彼女の多忙な研究生活を誰よりも近くで支え続けているのが、この旦那様です。
「子供を持たない」という選択と社会への貢献
いとうさんにお子さんはいらっしゃいません。 40代半ばでの結婚ということもあり、夫婦二人で歩む人生を自然体で受け入れられています。 彼女は自身の愛情を、特定の我が子に注ぐ代わりに、**「研究を通じて日本中の高齢者を救うこと」や、「教え子たちを育成すること」**へと向けています。 「子供がいないからこそ、自分の時間とエネルギーを100%社会のために使える」という彼女の姿は、多様な幸せの形があることを私たちに示してくれています。
4. 現在の活躍:研究者・経営者・そして「iU教授」へ
大学卒業後も彼女の探究心は止まりませんでした。早稲田大学大学院の博士課程に進学し、現在は東京大学大学院の研究生として、老化を防ぐための「抗老化(アンチエイジング)」の研究を続けています。
2025年、iU(情報経営イノベーション専門職大学)教授に就任
2025年4月からは、iUの教授として教壇に立ちます。教える内容は、自身が提唱する「ヒューニング(人間とテクノロジーの融合)」や、これまでの多様なキャリアを活かしたイノベーション論です。
多彩なビジネスの顔
現在は自身の事務所「マイカンパニー」の経営に加え、上場企業の社外取締役も複数務めています。アイドルから研究者へ、そして経営の意思決定に関わる存在へと、彼女は文字通り「パラレルキャリア」の先駆者となりました。
5. まとめ:いとうまい子が教えてくれる「人生に遅すぎることはない」
いとうまい子さんの半生を振り返ると、そこには常に「挑戦」と「貢献」の精神があります。
- 10代: トップアイドルとしてお茶の間に元気を届ける
- 40代以降: 科学の力で高齢者社会を救うために研究に没頭
- 現在: 教授として次世代を育成し、企業経営にも参画
「不良少女」から「大学教授」へ。そして、夫と愛犬と共に歩む心豊かなプライベート。そのあまりに振り幅の大きいドラマチックな人生は、これからも多くの人を魅了し続けるでしょう。